今ここにある危機とぼくの好感度について 5話最終回 ネタバレ&感想 / 困難だらけだけど希望も感じるラスト(⌒∇⌒)最後まで攻めてるドラマでした。

【土9/NHK】今ここにある危機とぼくの好感度について
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今ここにある危機とぼくの好感度について 5話 ネタバレ&感想です。

今ここにある危機とぼくの好感度について 5話 あらすじ
蚊アレルギー陽性反応が出た神崎真(松坂桃李)は、木嶋みのり(鈴木杏)からの電話に出てどうしよう死んじゃうかもと弱音を言う。心配したみのりは過去の事例を調べ、重症化するのは甲殻類アレルギーがある人である可能性が高いことがわかる。神崎はひとまず安心する。
死ぬかもということを体験した神崎は好感度がどうでもよくなり、翌朝三芳総長(松重豊)に全てぶちまけ、隠蔽した理事たちを糾弾する作戦も考えた。
作戦を決行し、蚊が流出したことを三芳総長は市長に報告するが、市長からは蚊の駆除はするが次世代博はする、堀田研究室からのサハライエカ流出の件は他言しないよう言われてしまう。
神崎は所詮ここまでと落ち込み、みのりの連絡先も消し、みのりからの着信に出ないようになった。
後日、みのりから連絡を受けた澤田教授(池田成志)から、毒アリの毒をもってサハライエカアレルギーを治療出来る可能性があることを神崎は聞く。ただその治療をするにはサハライエカの流出を公にする必要があるとし、神崎たちは新聞部と協力し、堀田研究室に忍び込みサハライエカを入手し、流出の証拠を揃える。
神崎から証拠を受け取った三芳総長は、マスコミに公表することを決心する。石田課長(渡辺いっけい)は会見を中止しようとするが神崎が阻止し、三芳総長はサハライエカの流出を公表した。会見を見たみのりは号泣していた。
蚊の駆除が間に合い、次世代博は開催されたが、帝都大は出展を見合わせた。
三芳総長は留任となり、理事会メンバーは総長の希望で意外にも須田理事(國村隼)のみ残ることとなった。帝都大は謝罪に追われ、賠償もどの程度になるか想像もつかない程の大ピンチだ。神崎はみのりと会う約束をしていて、世界は相変わらず複雑だが愛を感じるのであった。

今ここにある危機とぼくの好感度について 5話 感想

神崎は蚊アレルギーでもうだめだと絶望したかと思えばみのりからの甲殻アレルギー情報で大丈夫かもってみるみる楽観したり…最終回にきても相変わらず流される様子が滑稽でした(笑)でもこうなる人が多いよね。私も。人間は滑稽だ。

でも、一度死を感じた神崎は今度こそ隠ぺい阻止に迷わず動いて、そこは爽快でした(≧∇≦)ヘタレ主人公が成長した瞬間だ。頭で思うほど好感度どうでも良いってすぐ割り切ることは出来ないけど、確実に蚊に刺される前と後で神崎は人生観変わりましたね。

それにしてもみのりは、あんな神崎を結局ずっと親身に心配して、最後はカップルっぽく終わるとはー。ダメ男好きなのかなと思っちゃいますが、一途な子ですね。幸せになって欲しい。

最後は澤田教授も大活躍!池田成志のキャラ作り、見事すぎでした。

そして何より、総長、松重豊のカッコよさ…!!優しく繊細な研究者なのに威厳もあって、まさにやる時はやる。この人がトップなら大学は立て直せる、そんな風に感じさせる総長でした。孔子の論語…実は読んだことなくて、読んでみようと思いました。

ここで腐った理事たちを一掃してスッキリ!ではなくて、一番の壁であった須田理事を総長が残すというのが素晴らしい。考え方は違えど、大学のことを真に考えているのは須田理事。彼がいないと大学再建は無理。総長がそこをちゃんと認めて引き続き一緒にやっていこうとする器の大きさがさすがだった。それを承諾する須田理事も。腐敗した組織の中にいる総長と須田だったけど、ちゃんと認め合える心も持っていて、それだけ彼らはやっぱり大人なんですよね。神崎ではまだまだ手に負えません(笑)

現実はきっとこのドラマよりさらに複雑で腐敗してて、ドラマのように立ち上がる総長もいなかったりするけど…何が最善かもわからないけど、いろいろ考えるきっかけになりました。とても良いドラマだったー!!面白かったです(⌒∇⌒)

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