生きるとか死ぬとか父親とか 11話 ネタバレ&感想 / 松岡茉優と吉田羊の苛立つ演技が圧巻。過去と未来の共演シーンが見れるとは(⌒∇⌒)

【金深夜/テレ東】生きるとか死ぬとか父親とか
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生きるとか死ぬとか父親とか 11話 ネタバレ&感想です。

生きるとか死ぬとか父親とか 11話 「不在とか 崩壊とか」あらすじ

トキコ(吉田羊)はどうしても書きたいエピソードがある、と担当編集者に言う。それは母(富田靖子)が亡くなってから家を手放したときのことだった。

母が亡くなってから、父(國村隼)はトキコ(松岡茉優)に言わず勝手に家を売っていた。買い主に家賃を払いそのまま住んでいたのだ。そしてその家賃も払えなくなり困っていた。父は精神的支えの母が亡くなってから事業がうまくいかなくなっていたのだ。
家賃が払えず引っ越すことになっても、父は家探しも荷造りも何もしようとしなかった。トキコは1人暮らしの引っ越し先を決めていた。この頃、父子の関係はかなり悪かった。
トキコは友人たち(大友花恋、さいとうなり)を呼び、荷物の整理を手伝ってもらった。友達の前でだけ外面の良い父にイライラしながらも、トキコは荷物整理を続けていく。その中で、トキコたちは母が買った大量の袖を通していない洋服を見つけた。そこには値札がついたままの、100万するコートも入っていた。母は父が愛人と過ごす淋しさを、父の稼いだお金を使うことで埋めていたのだ。その淋しさは数百万以上だったということだ。

原稿を書いたトキコ(吉田羊)は、母の買った洋服を父に持っていき、父に持っていく。トキコは母が淋しかったということを認めたくなかったけど、もうそうやって母を理想化するのはやめようと父に言う。父は泣いていた。
トキコは母が買ったコートを着るようになった。

生きるとか死ぬとか父親とか 11話 感想

あー…重く心にのしかかる回でした。吉田羊も松岡茉優も、内面の苛立ちや葛藤を表現するのが本当に上手で圧巻でした…。
父の外面の良さに苛立っているときの松岡茉優は特にすごくて、トキコめっちゃムカついてるー!!ってのがビシバシ伝わりました。やっぱり松岡茉優はすごい役者だ…。

今のトキコ(吉田羊)に過去のトキコ(松岡茉優)が寄り添って対話するシーンも良かった。過去と今、2人のトキコが同じ画面に映っているのに、2人ともたしかにトキコ。ここにズレがあると一緒に映ったら違和感あると思うんだよね。2人がしっかり同じトキコだから違和感がない。トキコがこの2人で本当に良かった。もうこの2人じゃなきゃダメだったんじゃないかと思う。

父は母が淋しかったんだという事実を知って泣いてたよね…。そこで泣くって、あなた今まで母が淋しがってるなんて思いもしなかったんだよね!?父は妻も愛人もちゃんと愛して、どっちのことも幸せにしてたつもりなんだろうけど、実際はどちらにも淋しさを与えて不幸にさせてるよね。この、人を不幸にしてる自覚のない不倫、本当に嫌だ。

次回はついに最終回です(⌒∇⌒)

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