生きるとか死ぬとか父親とか 6話 ネタバレ&感想 / 國村隼がすごく魅力的。テーマは夫婦と子供。

【金深夜/テレ東】生きるとか死ぬとか父親とか
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生きるとか死ぬとか父親とか 6話 ネタバレ&感想です。

生きるとか死ぬとか父親とか 6話 「子供とか 夫婦とか」あらすじ

蒲原トキコ(吉田羊)と父・蒲原哲也(國村隼)は親戚の結婚出産祝いに出かけることになり、電話で打ち合わせていると口論になる。ムッとしていたトキコだったが、その後すぐ何もなかったかのようにまた電話をかけてきて打ち合わせを続ける父にトキコは思わず笑ってしまうのだった。

お祝い当日、新札を用意していなかったのに気づいたトキコは父と共にATMで何度もお札を出し、なんとかキレイなお札を手に入れようとする。

お祝いでトキコは伯母(三林京子)と従姉・エミコ(渡辺真起子)と会い、食事をする。トキコはエッセイのために、父のエピソードは何かないかと聞く。エミコはトキコの母(富田靖子)が昔、流産して伯母に泣きながら電話してきたエピソードを話す。トキコの母はなかなか出産が出来ず、何度か流産をしていて、トキコは41歳にしてようやく出産出来た子であった。その時の父の思いやりのない態度はひどかったが、昔の男たちはみんなこんなものだったと言う。昔の当たり前と今の当たり前は違う。

トキコは自分がいつの間にか父と自分の美談なエッセイを書こうとしてしまっていたのではないかと気づく。父にひどく傷つけられた過去もある。もっとありのままを書こうと気持ちを新たにするのだった。

トキコはラジオで不妊のお悩みを聞き、母のことを思い出し、夫婦2人で幸せならそれで良いじゃないという思いもありつつ、どうしても子供が欲しいという思いにもとても共感するのであった。

生きるとか死ぬとか父親とか 6話 感想

トキコ父のこのなんともいえない魅力はなんなんですかね。娘に金を求めてくるし、悪びれないし、でもなーんか…愛嬌があって憎めないんです。國村隼が父役ってのは本当に適任ですね。彼のイケボと落ち着いた口調、物腰があってのこのキャラクターです。色気すらありますからね。

渡辺真起子に面と向かって悪口に近いようなことを言われてもうまいこと受け流せてるんですよね。怒るわけでもなく、謝るわけでもなく、そうだったんだね、と。受け止める、というより受け流している。こういう風に人との接し方が出来るの、羨ましいです。結局自分のペースになりますよね。

さて、テーマは不妊とかそういう問題でした。大人になると、結婚出来る出来ないしない、子供出来る出来ない作らない。このテーマは誰しも避けられませんよね。価値観もいろいろありすぎて繊細で、この問題によって不用意に誰かを傷つけてしまったりするし、大人って大変だな、と思う部分です。それこそ昔は「結婚して子供いるのが正解」って前提だったのでしょうけれど、今はそうじゃない。自分で考えて幸せを掴むって、考える程に難しいですね。深く考えてなかったけど振り返ってみればとても幸せだなあっていうのが良いですね(⌒∇⌒)

さて…もう6話なんですが…松岡茉優、ちゃんと出てくる(;^ω^)??

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