青天を衝け 5話 ネタバレ&感想です。あらすじざっくりです。
栄一(吉沢 亮)がお代官の理不尽さに腹を立てていると惇忠(田辺誠一)に清国と英国のことを教わり、日本も隷属国になるのではと危惧する。阿部正弘(大谷亮平)はロシアとも和親条約を結ぼうとしていたが、ちょうど地震が発生し、ロシアの船が転覆する。斉昭(竹中直人)は過激に開国に反対し、転覆したロシア人を討とうとまでするが、藤田東湖(渡辺いっけい)がなんとかおさめていた。
栄一の姉・なか(村川絵梨)は縁談相手の家にキツネが憑いているという理由で破談となり、人が変わったように虚ろになってしまう。父・市郎右衛門(小林 薫)が気晴らしにとなかを集金に同行させていてる間に、伯母・まさ(朝加真由美)が怪しげなお祓い集団を引き連れてやってくる。たたりがあると言われ危うくほこらを建てそうになるが、栄一の機転により集団のインチキが見破られる。そんな様子を見ていたなかは、いつもの元気を取り戻した。
ある夜、安政江戸地震が発生し、東湖が亡くなってしまう。斉昭は大変悲しんだ。
この時代は理不尽ですねえ…お代官のお取立てももちろんそうだけど、意味不明の迷信で破談になったりとか、考えられない…。そもそも親が決めた縁談だっただろうに、振り回されすぎのなかは可哀想ですね。村川絵梨さん、良い演技でした。テレビで見たの久しぶりかも。舞台にはちょこちょこ出てるよね。前に見に行った舞台にも出ていました。姉を心配して面倒見る栄一に対して長七郎が「腰抜け」って言ったり…この時代は生きにくいなあ(;^ω^)
そんな中、ストーリーテラーの徳川家康は今回もやっぱり出てきて士農工商を解説(笑)今回も出てきたーって思ってたら家康も「今回も出てきましたよ」って自分で言ってて面白かった(笑)っていうか家康が今の教科書に士農工商って載ってないって言ってて大変驚きました( ゚Д゚)私の時代は必ず覚える用語だったんですけど(年がバレる(;’∀’))…その頃は、「農民は米を作る重要な存在として士の次の位とされていたが、実際の生活は商人よりも苦しいことも多かった。」みたいに習ったと思うんですけど…今となってはそもそも農工商に身分差はなかったとされているみたいですね。士か士以外かそれが全て、みたいな。時代が進んでいくと、過去の話すら変わっていくんだから歴史って不思議ですよねえ。
外野の伯母がきゃんきゃんうるさく騒いで破談にはなるし変な集団連れてくるし大迷惑だったわけですが、市郎右衛門と栄一ははなからたたりなんて信じていなくて、そこはさすが優秀な商人らしく現実的な考えですね。まわりの意見に流されやすい和久井映見も可愛かった(≧∇≦)というわけで栄一は今回もお手柄でした。毎週毎週お手柄シーンばかりだな栄一。
ラスト、竹中直人の最後の砦的な渡辺いっけいが亡くなってしまってショックでした( ;∀;)ただでさえ暴走の竹中直人、これで歯止めきかなくなって更に暴走待ったなしですね。はたから見ると「お前落ち着けよ」って見えるけど、本人は心底日本のためを思って行動しているわけですから…厄介ですね。
今話は2度も地震が発生しました。タイトルの「栄一、揺れる」の揺れるがまさか物理的な揺れだったとはね~。
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