俺の家の話 10話最終回 ネタバレ&感想 / 寿一さようなら( ;∀;)喪失感がすごすぎて無理だけどすごく良くできた傑作ドラマでした。

【金10/TBS】俺の家の話
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俺の家の話 10話最終回 ネタバレ&感想です。

俺の家の話 10話 ざっくりあらすじ

年が明け、寿一(長瀬智也)と寿三郎(西田敏行)はいつも通り賑やかに過ごしているが他の家族の様子がしんみりしていてどこかおかしい。寿一は年越しプロレスの事故で亡くなっていて、寿三郎には寿一の霊がみえていたのだった。寿一も寿三郎も、寿一が亡くなったことに気付いていなかったが、隅田川の舞台公演の日にようやく亡くなったことを受け入れ、寿一の霊も消えた。

時が過ぎ、さくら(戸田恵梨香)の前にも寿一が現れ、2人はキスをし想いを通わせた。

その後、観山家はさくらと踊介(永山絢斗)が結婚し、寿三郎もまだ元気で、寿限無(桐谷健太)が跡を継いで賞ももらい順調で、秀生は次の後継者の予定だ。みんなで元気に暮らしている。

さんたまプロレスの寿一追悼公演に寿一の霊が現れ、長州力には見えて2人は格闘する。ぜあっ!

俺の家の話 10話 感想

最終回冒頭でこれまで元気だった主人公が突如亡くなるという、なかなかの掟破りな展開でした( ゚Д゚)

確かにね、前回、プロレスの相手がちょっと危なそうな奴だっていうフラグはあったよ…だからもしかしたらまたケガして隅田川出れなくなるのかな、くらいは思いましたけど…亡くなるとは思ってなかったよ( ;∀;)

主人公が最終回急に事故で亡くなるって、普通のドラマだったら非難殺到しそうな展開なわけだったのですが、そこはさすがクドカンというか、今思えば最初からこのラストは決まっていたんだなという今までの展開でしたので…本当に見事でした。久々にクドカンワールドを体験して…あ、やっぱり天才なんだろうなと思いました。だからね、不満はないし、すごいなって思うよ。でもでも面白いドラマだったと言うよりは忘れられないドラマになったというか…何とも言えない喪失感がすごい(;´Д`)心が重くなりました。軽い気持ちで何度も見るのやめようかなと思いながらなんとなく観てたドラマが最終回でこんなに重く心にのしかかるとは…。。ずーっとコメディだったのにこんな風に最後いきなり心に負担くるって…クドカンー!!

寿一はそもそもずっと家にいなくて好き勝手生きてたのが、1年だけひょっこり帰ってきたって感じなので、亡くなったあとも家族みんなある意味変わらず元気に生きていますね。寿限無が跡を継いで、さくらと踊介が結婚してってのは、寿一が家に帰ってきても帰ってきてなくても同じだったのかもしれない。寿一が帰ってきたことによって変わったとすれば、秀生が能をやるようになったってことですかね。我が子の進む道しるべになれて寿一は良かった。秀生はプロレスでは成功しなそうだもん(;^ω^)あとはそうか、寿三郎が想定より長生きして元気なのも寿一が帰ってきたからかな(笑)

最初から、寿三郎がドラマ中に亡くなるのかどうかの方に気がいってしまって、まさか他の人物、ましてや主人公が亡くなるのは想定していなかった…この「寿三郎が余命わずか」っていう設定からすでにミスリードさせられた感じです。人間はいつだれが亡くなるかほんとにわかりませんね。。

寿限無は能一筋で頑張ってきて、寿三郎と血も繋がってるし、跡をつぐの適任ですよね。ずっとプロレスやってた寿一がふらっと帰ってきて跡を継ぐって、なんだかなってとこありますよね。かと言って寿一が継ぐ気なのに寿限無が継ぐのもなあだし…どっちも微妙だけど寿一が継ぐのかなーと予想していたんです。このどっちになっても微妙ってのが、寿一が亡くなることによってまさか解消されるとは( ;∀;)寿三郎は寿一に継がせる気だったという遺書と、寿限無が継いで立派に賞もとり成功しているという描写で、全方位納得出来るところに落ち着きました。この決着のつけ方はすごいとしか言いようがないうまくできた展開です。

もう本当にドラマとしては見事!あとはこの喪失感をどうしてくれよう…。なんとも辛い気持ちをまだ引きずっています。

長瀬くんはこのドラマで芸能界引退?となるのですが、このドラマを観て、いつでも復帰して欲しい!!という気持ちになりました。このドラマ見たら、長瀬くんが今後芸能界あっさり復帰したとしても「引退するって言ったのに~w」なんて非難する気にはなりませんね。「お帰り!待ってた!!何度でも復帰すれば良いんだよ!!」という気持ちになりますね。長瀬くんが復帰しやすい空気を作るためにクドカンがこのドラマを作ったのなら、これはもう大成功だと思います。ぜあっ!!

全体感想、視聴率はこちらの記事です。

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